40代必見!常駐型フリーランスエンジニアの健康上のメリット

40代のITエンジニアにとって、健康であることは収入と同じくらい重要。
20代の若者ならいざ知らず、40代の方ならわかりますよね。
体の健康も勿論ですが、心の健康も重要です。

私自身は現在、客先常駐型のフリーランスという立場で仕事をしていますが、よくフリーランスエンジニアと言えば「働く場所は自由」とか、「自宅でリモートワークが出来る」などのイメージがあるかと思います。

ここでは、「自宅でリモートワークをするエンジニア」に比べて、私のような客先常駐型フリーランスの、健康上のメリットをご紹介したいと思います。
フリーランスエンジニアに転職を考える人達にも参考にしてほしいです。

フリーランス全般におけるメリット

ここでは、まずフリーランスエンジニア全般に言える健康上のメリットについてお話したいと思います。

システム開発に集中できる→ストレス解消

私の会社員時代の経験上、システム開発の会社では、40代の正社員ともなると複数の開発・保守案件を掛け持ちしているケースがが多いです。この年齢になって、1つの案件だけに集中して仕事が出来るケースは稀だと思います。

加えて、どうしても日本の会社では、年齢が上がるとマネジメントの立場を求められることが多く、複数の案件のマネジメントを同時に行うことは普通ですし、その中で自ら設計や実装を手掛ける社員はまず居ないと思われます。

さらに、顧客からの問合せメールや電話などの対応、上司からの資料作成依頼対応、打合せの参加など、正社員がやることは非常に多岐にわたります。
色々な仕事を同時進行で行うので、あっという間に1日が終わります。設計やプログラミングのスキルを上げたいと願っても、この状況では難しいと言わざるを得ません。

その点、常駐型フリーランスエンジニアともなれば、当然ですが依頼された開発業務のみを行います。その他の雑多な業務まで振られることはまず無いでしょう。現在の私がその立場です。

「1つの業務に集中できること」のメリットは大きいです。
たびたび別の用事を差し込まれながら行う作業と、1日みっちりと1つの業務に集中して行う作業とでは、成果に雲泥の差が生まれます。
これは精神衛生上も大変良い事だと思います。

会社員のしがらみ無くなる→ストレス解消

正社員が避けては通れないのが、いわゆる「しがらみ」です。
念のため「しがらみ」の意味を確認すると、「束縛するもの」という意味となります。

エンジニアに限らず正社員のしがらみという事で、わかりやすい例として挙げられるのは、「社内の飲み会への参加」が代表格でしょう。
やれ社員やパートナー社員の歓送迎会、本社からお偉いさん出張で来られる場合の接待への参加。土日を利用しての全社レクリエーション参加など、挙げればキリがないと思います。

皆さんの貴重な時間を割いてまで、会社のイベントに参加せざるを得ないケースはいくらでもあるかと思われます。

それに対して、フリーランスはそもそも会社員ではないので、取引先のイベントに強制参加させられる事などあるはずもありません。
常駐先での飲み会に誘われることはあっても、出席か欠席かはあくまで任意。参加しなかったからと言って、契約には何の影響もありません。

常駐先への通勤→運動不足解消

さて、ここからは「客先常駐型フリーランスエンジニア」に特化したメリットです。

エンジニアに限らず、40代の働き盛りにとっては「運動不足」は大敵です。
フリーランスと言えば、自宅でリモートで働けることがメリット、あるいは憧れとして取り上げられることが多いですが、これって実はデメリットもあるんです。

自宅で働くということは、一歩も家から出ずに一日中仕事をすることになります。当然、一日の歩数も会社員に比べて激減します。必然的に、運動不足に陥ります。

例えばですが、自宅で朝9時から18時まで働いたとします。
お昼に近くのコンビニに昼食を買いに行ったとしても、歩く歩数なんてたかが知れてます。

では、朝仕事の前に、あるいは夜仕事の後に健康のために散歩できますか?
私もリモートの経験が少しありますが、なかなか自発的に散歩するのって億劫です。

しかし、これが会社員であれば、毎日通勤するので、強制的に歩くことになります。毎日の通勤は大変ではありますが、逆に言うと毎日歩くことで、健康上のメリットは大きいです。健康の目安は「1日1万歩」と言いますからね。

ここで、客先常駐型フリーランスのメリットが発揮されます。
フリーランスであっても、常駐先の会社に毎日通勤します。社員の方と同じです。毎日歩くので、健康面ではリモートワークより優位に立てます。

さらに、常駐先では正社員の方とは違い、自分の仕事(システム開発)に集中できます。これってフリーランスと会社員のいいとこ取りだと思いませんか?

リモートで働く環境は整えておきたい

さて、このブログではあえて40代のエンジニアの方々にフォーカスしています。はたして、何をもって幸せだと考えられるでしょうか。

40代と言えば、何かしら健康に不安を抱える年頃です。
一日中家で仕事をするかわりに運動不足に陥るか、会社員と同様に通勤することで健康を手に入れるか。

私なら圧倒的に後者が良いですね。
通勤時間が無駄だという人もいらっしゃいますが、「通勤時間で健康を買っている」と思えばいいのです。

「満員電車が嫌だ」という方もいるでしょうが、では最寄り駅より2~3駅手前で降りて、自分のペースで歩いて帰るのはどうでしょう?
考え方はいくらでもあります。

ただ、せっかくフリーランスになったので、将来的には自宅での仕事も選択可能にしておきたいですね。

40代は親の介護もちらつく年齢です。
自分は別に通勤ありでも良いのですが、親の介護で家にいる時間を増やしたい場合に備えて、リモートワークができる環境を整えておくのは、これからの時代を考えれば理にかなっていると思います。

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