フリーランスエンジニアのメリットは断然「報酬」です!

お金でフリーランスを選びましたが何か?

私がフリーランスエンジニアへの転身を決めた大きな理由ですが、

ずばり、

「報酬」です。

やっぱりモチベーションを高めるのはお金です。
これは紛れもない事実です。

会社員時代、報酬には不満を持っていました。
前職では、入社後3年目までは基本給が若干増えますが、以降は昇級する以外に給与をアップさせる手段はありません。

加えて、前職の本社機能は東京にあり、私が勤務していた札幌の事務所には望むような仕事がほとんど回ってきません。
元々はソフトウェア開発をやりたくて入社したのですが、気が付けば面白くもないシステム運用保守業務ばかり。仕事も面白くない上に給与もアップする余地がなければ、モチベーションが上がるわけもありません。

ある日、会社の給与制度を改めて見直したところ、一般的な企業で言う課長職に昇進したとして、基本給がせいぜい2~3万しか変わらない事実を改めて確認し、急激に転職したい欲求が高まったのを覚えています。

その当時、無能な役職者が増えすぎて、社内の昇級試験が厳しくなった頃でした。
相当頑張って試験に受かったとしても、この程度の昇級ではこの会社に留まる理由もないなと感じました。

我が家の場合、子供が高校受験を控えているので、安い給与でボヤボヤしている暇はありません。

フリーランスエンジニアになっただけで報酬アップ?

こうして転職活動を始めたわけですが、その中でフリーランスエンジニアという働き方を知り、同時にその報酬の高さに衝撃を受けました。

フリーランスエンジニアは、当然ながら取引先と直接契約をして、自分が納めた仕事の成果の対価として報酬を受け取りますが、その報酬はそのまま自分の収入となります。
エージェントを使った場合は、報酬の数%をそのエージェント企業に支払うことになりますが、それでも残りは自身の収入となります。

例えば、客先に常駐して働く派遣社員のエンジニアの方は多いと思います。
一般的に、派遣会社は社員が客先常駐で仕事をして得られた報酬のうち、30%~50%を手数料として受け取るので、実際に派遣社員の方が受け取る給与は報酬に対する目減り感が強くなります。

わかりやすく言うと、派遣社員のAさんが客先常駐で働いて、月50万の報酬が得られたとします。その50万のうち、25万は派遣会社が手数料として受け取り、残りの25万が実際の給与として受け取ることになります。

Aさんは月50万の仕事をしているのに、実際に受け取る時には半分になっている。。。
これではモチベーションも上がりませんね。

実際に派遣のエンジニアからフリーランスエンジニアに転身された方は収入が倍以上になるという話をよく耳にします。立ち位置を変えただけで収入が上がるのなら、とても良い話だと思いませんか?

努力がダイレクトに自分の報酬につながる

当たり前の話ですが、会社に属していると、エンジニアとしていくら勉強してスキルを習得をして、業務で成果を出したとしても、給与に直結することって中々ないですよね?
もちろん社内で上司からの評価はそれなりにされるでしょうが、現実にはその会社の給与規定の範囲内でしか給料がアップしません。

しかし、フリーランスエンジニアであれば、自分が努力して身に着けたスキルが直接仕事の成果として表れて、そのまま報酬にも反映されます。
仕事に対するモチベーションも上がります。

もちろん、会社員と比べるとフリーランスは安定していないという見方も出来ます。
が、それも「危機感」と捉えれば、別のモチベーションが働くわけです。

私もフリーランスになって、日々の生活が大きく変わりました。
私の場合、システム開発の現場から離れていた期間も長かったので、フリーランスエンジニアとして客先常駐を開始した直後は毎日勉強でした。

仕事から帰って、毎晩プログラミングの勉強です。
最初はなかなか辛かったですが、次第に勉強に慣れてくると、どんどん新しい事を覚えるのが楽しくなってきます。職場でも勉強の成果が徐々に表れて、それが自信にもつながります。

やはり自分の努力が報酬に直結するというのは、モチベーションを維持する上でも非常に良い事だと思います。

シンプルですが、十分なお金が得られれば、精神的、経済的な余裕が生まれます。
余裕が生まれると、新しい事へのチャレンジがしやすくなります。
そのチャレンジが次の報酬を生み出します。

この好循環を実感したい方は、ぜひフリーランスエンジニアの道を選択肢の1つとして検討して頂きたいです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする