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新型コロナウイルスによる地方ITエンジニアへの影響

私が住む北海道札幌市では、新型コロナウイルスの影響により、2月末に「緊急事態宣言」が北海道知事から出されました。

その後、休校要請により我が家でも子供たちが平日の自宅待機を余儀なくされましたが、妻と交代で可能な限り自宅で子供たちの食事の支度にあたるなど、大きな影響がありました。

そんな状況下で、フリーランスITエンジニアとしての私の業務にどんな影響が出ているかをお話します。

まず、現在常駐している取引先との契約については、今のところ継続となっております。この状況下においては、本当にありがたい事です。
もちろん、職場で仮に感染者が出た場合にどのような措置を取られるかは分かりませんが、とりあえず金銭面においては我が家の生活は何とか死守できています。

ただ、普段私がお世話になっているPE-BANKさんの話によると、北海道でもコロナウイルスの影響で、急に仕事が途切れてしまったフリーランスの方も相当数いるようで、PE-BANKさんへの問合せが殺到しているようです。

このような状況下で、フリーランスとして引き続き契約を継続して頂いているる私自身のケースは運が良かったと思うべきかもしれません。それと、エージェントを介さずにお仕事をされているフリーランスエンジニアの方々におかれましては、大変厳しい状況となっていると推察されます。

こんな時だからこそ、PE-BANKのようなエージェント会社を積極的に活用されて、ぜひとも案件を獲得していただければと願っております。

次に、緊急事態宣言が出された2月末から現在に至るまでの業務の状況ですが、
実はかなり忙しく、3月は特に残業も多かったです。
特にコロナが関係していた訳ではありませんが、ひどい時には1週間のうち2回も終電を逃しタクシー帰りとなりました。
そのうち1回は早朝帰り。久々に徹夜でした。
早朝に帰って、その日は死んだように眠っていましたね。

3月は体調面でもかなりしんどかったです。
連日の残業により、抵抗力が下がる事でコロナウイルスへの感染を心配していましたが、連日帰りが遅かったこともあり、帰りの地下鉄の乗客数も少なったことが幸いしたのかもしれません。今のところ元気で生活できています。

ただ、4月に入ると、道外の大都市圏での感染が拡大したことで、常駐先の社員の方々には業務への影響が出ているようです。
特に、東京などへの出張を予定していた社員の方は、顧客側の事情で出張が延期となるなどの影響が出ています。

この先もまだまだ不透明ではありますが、私自身に関しては現状収入が途絶えたり、突然の契約解除などといった状況にはなっておらず、経済的には一安心といったところです。

しかし、北海道でも4/8頃から感染者数が再び増加している事もあり、このまま通勤を続けることへの不安は正直あります。
本音を言うと、在宅勤務の要望を取引先に出したい気持ちもありますが、常駐先の業務も繁忙期を迎えており、その状況を鑑みると、一方的な申し入れを行う事に躊躇してしまっています。

せめてもと思い、数日前から始めたのが「地下鉄1駅分の徒歩通勤」です。
1駅分だと大したことないと思われるかもしれませんが、私は普段通勤で札幌市営地下鉄を利用しており、札幌市中心部の「大通駅」での乗り換えが発生しています。この乗り換え時に多くの人との接触が発生します。

加えて、乗り換え後は1駅しか乗らない事もあり、いっそのこと大通での乗り換えをせずに歩いてしまおうという案です。
これで、毎日の通勤で接触する人数が大幅に削減されます。

今後、北海道でも1日の感染者数が数十人となるような事態となれば、自分や家族の健康を最優先として、在宅勤務の申し入れをすると思います。
今はただ、北海道の状況がこれ以上悪くならないよう祈るばかりです。

週末も容易に外出できない状況が続いていますが、ITエンジニアであれば、在宅でもスキルを上げる事はいくらでもできます。外出できないというマイナスをプラスに捉えて、スキルアップに励むことをおすすめします。

私が最近始めたのは、自宅で不要になったWindowsノートPCをLinuxサーバーに仕立てる事です。今の現場で業務をしていて、Linuxに触れる機会が度々あったことから、Linuxの知識の重要性を痛感しました。

やはり自宅でも手軽に触れるLinux環境があれば便利かと思います。
最近では、VirtualBoxでLinuxの仮想マシンを立ち上げたり、AWSで簡単にLinuxマシンを構築するなど手段はいくらでもありますが、物理マシンにイチからLinuxをインストールして、必要なセキュリティ対策を施すところまで自力でやったほうが勉強になるかなと考えています。

巷ではWebエンジニアがもてはやされているようにも感じますが、バックエンドの知識も持っていた方が重宝されるのは間違いないと思います。
自宅にいる時間が長くなった分、しばらくLinuxの勉強に注力してみたいと思います。

エンジニアの皆さんも、この状況をプラスに捉えて、自身のスキルを拡張しておきましょう。ウイルスはいずれ収束します。長い闘いになるでしょうが、さらにその先を見据えて自分自身をアップデートし続けましょう。

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