北海道でのIoT開発案件に参画してみたい

ITエンジニアの方ならご存知ですよね、IoT
Internet of Thing.

「モノのインターネット」なんて言われていますが、簡単に言うと「世界中のモノがインターネットとつながる仕組み」の事だと思います。

おそらく今後、身の回りの様々なモノがインターネットに接続することで、今まで以上にインターネット上には色々な情報が集まり、その情報を活用することで私たちの生活の利便性がますます向上することでしょう。

しかし、そんな小難しいことはともかく、私は将来IoTに関わる仕事をやってみたくて仕方ありません。

なぜIoTやりたいか?その答えは図工の時間

「なぜIoTをやりたいの?」と言われると、至極単純な回答なんですが、もともと私は
「形のあるものを作ること」が好きなんです。

これまでの仕事におけるプログラミングは、あくまでビジネスのためのシステムを開発するための手段でした。私のITエンジニアのキャリアの半分以上は、会社の基幹業務システムの開発に関わるものです。

しかし、私にとってプログラミングは、本来は「図工の時間」の延長線にあってほしいものなんです。

小学校の図工の時間は、絵をかいたり粘土細工をしたり工作したり、常に形のあるものを生み出す活動ですよね。すごくクリエイティブな時間だと思うんです。自分で形を作り上げたときの感動は何物にも代えがたいです。

IoTもあくまで実体のある「モノ」が自らインターネットとつながって色々な情報を発信します。「モノ」があって初めて成立します。そこが業務システムとの違いですかね。

IoTでどんな事をやりたいか

さて、このIoTでどんな事をやりたいか、という話ですが、
せっかく北海道に生まれて、北海道が好きでずっと住んでいるので、基幹産業である農業の支援をIoTで実現できたらうれしいですね。まだまだ空想レベルですけど。

北海道では既に色々な実証実験が行われているようです。
先日テレビでは、トラクターの自動運転をやっていました。北海道の農地は道外に比べて規模が大きいので、全てを人の手でやるのは大変です。
大規模農業とIoTの相性はとても良いと思われます。

ちなみに、私は自宅で小さな家庭菜園もやっているので、温度・湿度センサーを駆使して水やりのタイミングをスマホに通知してくれる仕組みなどあったら嬉しいですね。

何を準備しておくか

色々と夢は広がりますが、実際に自分がIoTの仕事に関わるために、今から準備をしておく必要があります。当然ながら、これまでの業務システム開発の延長ではおそらく出来ないと思います。

まずは電子工作というレベルから挑んでいきたいですね。
幸いにして、現在は個人でIoTをやるための環境が整ってきています。
私は現在、知り合いからもらったRaspberry Pi(以下ラズパイ)を使って色々遊んでいます。
遊んでいると言うとちょっと語弊がありますが。。。

例えば、ラズパイにWebカメラを設置して、外出先から自宅の玄関付近を監視できるような仕組みを作ってみたり、30分おきに静止画像を撮影し、その画像をメールで自分のアドレス宛てに送ったりしてみました。

既にネット上に共有されている知見を参考にしただけですので目新しさはありませんが、ちょっとだけIoTの端っこをかじれたような気がしています。

IoT案件参画に向けた今後の計画

まだまだIoTの玄関口にいるような状態ですが、今後はさらにIoTの世界に踏み込んでいきたいと思っています。
具体的には、様々なセンサーを駆使した仕組みの構築です。

例えば、家各部屋の室温を温度センサーで計測し、毎日データベースに記録しておき、1年間の室温変化の度合を調べて、冬の暖房対策に役立ててみたいですね。
あと、私の母は現在一人暮らしなので、冷蔵庫のドアに動きセンサーをつけておいて、日中一度も冷蔵庫のドアがオープンされなかった場合にメール通知するようにして、高齢の親の見守りに使いたいですね。

ただ、どうしてもセンサーと言うと専門的な分野でハードルが高い、と思っていたのですが、そんな私でも扱えそうな製品を見つけました。
ソニー(Sony)から発売された「MESH」という製品です。

人感、動き、温度湿度、明るさの4つのセンサーをはじめ、計8個のIoTブロックで構成されており、専用のアプリ上でドラッグ&ドロップするだけで様々な仕組みを実装できます。

まずは実際に購入して、自宅のスマートハウス化にチャレンジしてみようかと。
MESHを使ってみた感想やナレッジを随時このブログで公開していきたいと考えています。

また、Raspberry Piの活用もやはり外せないところかと思います。
先程のMESHとも連携できるようなので、色々試してみたいですね。

あとは、プログラミング言語としてはIoTというとPythonがその代表格のように見受けられますが、もう少し見極めてから、必要であれば基本的な文法くらいは習得しておきたいところです。

IoTは子供とも相性がよさそう

先程、私にとってプログラミングは図工の延長というお話をしましたが、子供にとってはIoTの領域って図工っぽい気がするんです。

2020年から小学校でもプログラミング必修化という事で色々騒がれていますが、私としては自分の子供に実際にセンサーで何かしら動く仕組みを作って、それを実際に見せることで子供にプログラミングへの興味を持たせたいなと思っています。
(そもそも興味が無ければそれ以上深追いはしませんが)

自分の子供が興味持てなくても、地域の子供たちにIoTを通じてプログラミングの楽しさを教えて上げられると楽しそうですね。地域への貢献も出来そうだし、子供たちが興味を持って大人がびっくりするような仕組みをサクッと作っちゃうかもしれない。

自分が仕事としてチャレンジするだけでなく、子供たちへの教育という分野にも一役買えるように、まずは自身のスキルを向上させておきたいです。

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