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在宅勤務でキーボードの使いづらさが気になる
今や世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。
こんなご時世だからこそ、客先常駐型フリーランスでありながら、在宅勤務が可能な常駐先と契約できたのはラッキーでした。
100%在宅ではなく、出勤と在宅が半々という条件付きではありますが。
元々、在宅勤務で利用可能なデスクと椅子、モニターなどは自宅に備えていたので、在宅勤務を始めるにあたって最低限のものは揃っていました。
ただ、在宅勤務を始めて、キーボードがここまで気になるとは夢にも思わず。
自宅にあるキーボードは、その辺の家電量販店でいくらでも売っている安価なタイプでした。1台1000~2000円程度のやつですね。
実際に、1日8時間の在宅勤務をやってみると、この安価なキーボードでは長時間作業に耐えられないと実感しました。
やはり、安いキーボードだとキーが引っかかることが多く、作業を進める上でストレスになりますね。加えて、すき間にゴミがたまりやすく、不衛生です。
たまに、ひっくり返して振ってみると、何やらホコリやお菓子のカスが落ちてきて気持ち悪い。。。
スマホと同じく、キーボードは実はトイレより汚れているという話もあるくらいなので、やはり気になります。
という事で、長時間の使用でも指が疲れず、打鍵感が良くて、かつゴミがたまりにくいキーボードが欲しいと思い始めるようになりました。
欲しいのはメカニカルキーボード
以前も、キーボードを買い替えたいとは思うことはありましたが、具体的に欲しいキーボードを調べる段階までいきませんでした。
調べてみると、キーボードの構造にもいくつかタイプがあることをようやく知ったのです。
大きく分けると、キーの構造によって、以下の3種類があるようです。
- メンブレン式:最も安価で一般的。家にあるUSBキーボードは全部これ。
- パンタグラフ式:ノートPCが大体これ。キーが薄い。
- メカニカル:比較的効果で打鍵感が良いと言われている。
私がこれまで経験してきたのは、メンブレン式とパンタグラフ式のみでした。
どうせ買うなら、もともとキーを打った感触があまり良くないと感じるメンブレン式は候補から外れました。
次に、パンタグラフ式は、あのノートPCの恐る恐るキータッチする感覚が好きではありません。キーが薄っぺらいから、触れるとすぐに入力されてしまいます。
という事で、消去法でメカニカルに決定です。
しかし、今回は早く購入して在宅勤務で使いたいこともあり、あまり時間をかけずに手に入れたい。
ネットでじっくり探す気にもなれないので、近くのヤマダ電機へ行くことにしました。
売り場に着いてからわかったのですが、その辺の家電量販店では高価なキーボード自体があまり置いていません。
加えて、高価なメカニカルキーボードは試し打ちができません。
さて困ったぞ。
ヤマダ電機でロジクールK840を購入
で、たまたま最寄りのヤマダ電機にあったメカニカルキーボードが
「ロジクール K840」。
価格は約1万円(私が行ったヤマダ電機での価格)。
さすがにその場で衝動買いするにはリスクが大きいです。
一応、ネットでレビュー記事をいくつか眺めてみました。
そもそも、メカニカルにもキースイッチの種類によって、打鍵感が違うらしい。
中でもCHERRY社製のMXスイッチというのが各メーカーで多く採用されているらしく、以下の種類があるとのこと。
- 赤軸:打鍵音が静か、キータッチが軽い。長時間作業向け。
- 青軸:しっかりした打鍵感。その分音が大きい。ゲーマーに人気?
- 茶軸:赤と青の中間。静音性は赤軸ほどではないが打鍵感がある。
個人的には、あまり音がうるさいキーボードは嫌なので、上記から選ぶのであれば、赤軸か茶軸がいいですね。
しかし、面倒なことにロジクールK840では別のキースイッチを採用しているらしい。ROMER-Gという独自のメカニカルスイッチ。
ネットで調べてみると、CHERRY MXの赤軸と茶軸の中間らしいです。
ここまで来て、わざわざ店をハシゴして、キーボードの打鍵感をいちいち確認して選ぶなど悠長な事はやってられないと考えてしまうタチなので、ここは思い切って購入!
キーを打った感触は「サクサク」
まず開封して感じたのは、「重い」ということ。
今まで安価なメンブレン式キーボードしか触っていなかったせいもありますが、ボディがアルミニウム製でしっかりとした重量がありました。
上の写真、良く見るとこのキーボードにはNum Lockランプが無いんですね。
これはこれで、好き嫌いが分かれるかもしれません。
次に打鍵感。
これまでメカニカルに触った事もなければ、赤軸と青軸の違いもわからない私ですが、実際にキーを打ってみると、「サクサクと打てる」という感想です。
「カタカタ」ではなく「サクサク」です。
以前、Raspberry Pi用にキーボードが欲しくて、1000円未満の激安キーボードを買った事がありますが、とにかくキータッチ時の「カタカタ」という音が異常に耳障りだったことを思い出しました。
メカニカルキーボードの「サクサク」という打音はすごく心地良くて好きですね。
あとは、構造的にキーがボディから浮いているので、ゴミや埃がたまるところがないため、清潔に使えそうです。
パームレストはあったほうがいい
メカニカルキーボードは確かに打鍵感がいいです。
適度な押し心地は使っていて気持ちが良くなります。
ただ、メンブレン式に比べて、何か違和感を感じました。
この違和感が何なのか、しばらく考えて気づきました。
メンブレン式に比べてキーが高いので、若干の打ちづらさを感じていたのです。 高さを合わせるためには、パームレストはあったほうがいいかなと思いました。
キーボードの前に置く、手首を置くクッションみたいなやつです。
これで、手首の位置も高くなるので、よりキーボードを打ちやすくなります。
個人的には、より「サクサク」という感触でキーを打てて、気持ちがいい。
唯一気になるのはキータッチ時の金属音
購入して大変気に入っているロジクールのK840ですが、唯一気になる点があります。
それは、「キータッチ時の金属音」。
そこまで大きな音ではないですが、調子よくサクサクとキーボードを打っていると、打ち終わりに「カシャーン」という若干の金属が響くような音がします。
おそらく多くの人はそこまで気にしない音だとは思いますが、個人的には普段家の中にあまり鳴らない音なので、家族は気になっているかも知れませんね。
それでも、メンブレン式によくある「カタカタ」という音よりは、メカニカルキーボードのほうが耳障りは良いというのが私の感想です。
まとめ
在宅勤務を開始したことで、半ば衝動的にキーボードを買ってしまったわけですが、ロジクールK840についてはおおむね満足して使用しています。
これで在宅勤務の作業効率も上がることでしょう。
私のように、在宅勤務を始めてからキーボードの使いづらさを感じるにようになった方には、ロジクールのK840キーボードはおすすめです。ぜひ使ってみていただきたいです。
こんなに早くキーボードを買い替えることは予定していませんでしたが、コロナウイルスによる在宅勤務への変化が、キーボード購入を後押ししたことは間違いありませんね。
ちなみに、同じく在宅ワークのために購入したワークチェアについて、以下の記事でご紹介しています。
現在ワークチェアの購入をご検討されている方にはぜひご覧いただきたいです。